PRTR法 届出移動排出量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:38 UTC 版)
アスベストは、PRTR法で、特定第一種指定化学物質に指定されている。 2001年度(平成13年度)以降の事業者からの移動排出の届出量は、次の表に示すように激減した。2005年度からは環境への排出量がゼロになった。現在は、工場等からの廃棄物として年間500トンが処分されている。 石綿のPRTR届出量(日本全国)年度届出事業場数環境への総排出量 (kg)総廃棄物移動量 (kg)2001年度111 139 4,159,206 2002年度92 95 3,167,817 2003年度76 41 1,865,529 2004年度56 6 564,739 2005年度51 0 557,473 2006年度89 0 507,474 2006年度の届出移動量TOP10は、以下の事業所であった。 新日本石油精製株式会社 室蘭製油所(北海道) 61トン 住友共同電力株式会社 新居浜西火力発電所(愛媛県) 57トン 関西電力株式会社 姫路第二発電所(兵庫県) 32トン 出光興産株式会社 徳山製油所(山口県) 29トン 宇部マテリアルズ株式会社 宇部工場(山口県) 23トン 新日鉄エンジニアリング株式会社 棒線事業部室蘭製鐵所(北海道) 21トン 関西電力株式会社 堺港発電所(大阪府) 16トン 住友共同電力株式会社 壬生川火力発電所(愛媛県) 15トン 三井武田ケミカル株式会社 大阪工場(大阪府) 13トン 出光石油化学株式会社 徳山工場(山口県) 12トン 評価については「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律#PRTR届出データの読み方」を参照
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