PRS-T2
PRS-T2とは、ソニーが販売する電子書籍リーダー「Reader」(ソニーリーダー)の、2012年9月に発表されたモデルの通称である。「PRS-T2」はReaderの型番であるが、従来モデル(PRS-T1)と区別する場合に特にこの呼称が用いられている。
PRS-T2は、従来モデル(PRS-T1)に比べて、画面表示をリフレッシュするために必要となる画面の白黒反転の頻度が抑えられている。これによって、Readerによる読書体験をさらに紙媒体に近づけることに成功しているとされる。6インチのディスプレイ、E-Inkのモノクロ電子ペーパー、16階調のグレースケール表示といった点は前モデルと同様である。
PRS-T2の電池持続時間は従来モデルの2倍近くに向上し、充電せずに3万ページ分を表示させることができるという。新たにFacebookやEvernoteと連携する機能を搭載し、ソーシャルリーディングへの活用も可能となっている。加えて、PRS-T1よりも大幅に廉価になっている。
PRS-T2は2012年9月3日に発表された。発売日は同年9月21日と発表されてりう。
参照リンク
PRS-T2 - (ソニーの電子書籍商品ラインアップ)
電子書籍: | マンガボックス マンガボックス インディーズ Pottermore PRS-T2 Pearlディスプレイ QUEMA Reader Store |
PRS-T2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 23:50 UTC 版)
9月21日発売。6型電子ペーパー搭載で164g。Wi-Fi内蔵。一回の充電でPRS-T1の約2倍の3万ページ分を読むことができる。電子ペーパーの弱点でもあるリフレッシュ処理(白黒反転)の回数を低減、またコミックを除きユーザー側でその頻度を設定できるようになった。本機から別の端末で続きのページから読める同期機能を搭載し、別端末で読んでいたページの続きを同期できるようになった。またFacebookとEvernoteの閲覧・投稿に対応している。
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