NCCAMによる分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 05:20 UTC 版)
「エネルギー療法」の記事における「NCCAMによる分類」の解説
「アメリカ国立補完統合衛生センター」も参照 アメリカ合衆国国立衛生研究所国立補完代替医薬センター(NCCAM、現アメリカ国立補完統合衛生センター)の研究活動の対象 となり、補完・代替医療のひとつとして研究されていた。しかし、代替医療としての数々の研究の成果は思わしいものではなかったため、研究領域と目的は大きく変更された。現在、アメリカ国立補完統合衛生センターホームページの「補完的健康アプローチ」(補完療法)を紹介するページComplementary, Alternative, or Integrative Health: What’s In a Name? では、鍼や気功といった中国伝統医学と、補助的に用いられるヒーリングタッチを除き、エネルギー療法に分類されてきた療法は取り上げられていない。 存在が科学的に証明されているエネルギーを扱うエネルギー療法(Veritable Energy Medicine) 磁気療法 電気療法 電磁気療法(英語版) 光療法 音振療法(英語版) 存在が科学的に証明されていないエネルギーを扱うエネルギー療法(Putative Energy Medicine)、伝統医学、信仰療法(英語版)を含む。 気 / 気功 / 鍼 レイキ プラーナ プネウマ、生気、精気 アーユルヴェーダ マナ クリスタル療法(英語版)、宝石療法 心霊療法 バイオフィールドエネルギー療法(Biofield energy healing) セラピューティック・タッチ(北米看護診断協会は、2005-2006年に認可) ヒーリング・タッチ エソテリック・ヒーリング:19〜20世紀前半の神秘家アリス・ベイリーの思想をベースにするとされる。 動物磁気、メスメリズム:18世紀ドイツのフランツ・アントン・メスメルが提唱した流体。メスメルは科学と考えていたが、むしろ魔術的な概念である。 オドの力:18〜19世紀ドイツの化学者・哲学者カール・フォン・ライヘンバッハによって提唱された。現在は疑似科学である。 オルゴン:20世紀に精神医学者ヴィルヘルム・ライヒが発見したとする自然界に遍在・充満するエネルギーのこと。 性エネルギー、生命エネルギーであるとされる。現在は疑似科学であるが、ライヒの信奉者は現在も科学と信じ、オルゴンによるという健康グッズが販売されている。 非接触療法(distant healing、遠隔療法) とりなしの祈り(英語版):キリスト教において他者のために祈ること。
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