NCARのモデル(笠原・ワシントンモデル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 19:38 UTC 版)
「気候モデル」の記事における「NCARのモデル(笠原・ワシントンモデル)」の解説
三つ目のグループは、1960年に設立されたアメリカ気象局の国立大気研究センター(National Center for Atmospheric Research: NCAR)だった。笠原彰は1963年にトンプソンの招聘でNCARへ移り、1964年からワシントン(Warren Washington)と共同でさまざまな物理学過程を含んだ大循環モデルを開発した(NCAR1-3)。これは、その後NCARで発展していった気候モデルの原型となった。彼らは新しい知見を共通の数値モデルに組み込んだり仮説を確認したりすることを可能にする「コミュニティモデル」(CCM)という形態の大循環モデルを開発した。
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