Moon Riverとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Moon Riverの意味・解説 

ムーン・リバー

(Moon River から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/05 03:58 UTC 版)

ムーン・リバー
オードリー・ヘプバーン楽曲
収録アルバム ムーン・リバー 〜オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト
リリース 1993年
録音 1960年
ジャンル オリジナル・サウンドトラック
レーベル RCAビクターレコード
作詞者 ジョニー・マーサー
作曲者 ヘンリー・マンシーニ
その他収録アルバム
【50周年記念盤】『ティファニーで朝食を』サウンドトラック各種
INTRADA盤『ティファニーで朝食を』フィルム・バージョン・オリジナル・サウンドトラック 他

ムーン・リバー」(Moon River)は、ジョニー・マーサー作詞・ヘンリー・マンシーニ作曲の、1961年公開の映画『ティファニーで朝食を』で、主演女優のオードリー・ヘプバーンが劇中で歌った曲である。映画とともにこの曲も大人気となり、ヘプバーンの声の入っていない曲が同年にシングルで発売された(12月25日に全米最高位11位[1])。翌年、第34回アカデミー賞アカデミー歌曲賞を受賞している。また、グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞の3部門を受賞した[2]

エピソード

1961年にはジェリー・バトラーダニー・ウィリアムス (歌手)英語版らも歌ってヒットを出し、翌1962年アンディ・ウィリアムスがアルバムに収録して大ヒットになった。現在までにポップスだけでなくロック・やジャズなどジャンルを越え数百を超えるカバー曲が歌われている。なお、この歌の歌い手は、オリジナルのオードリー・ヘプバーンより、アンディ・ウィリアムスの方がよく知られており、日本の主要カラオケでも、アンディーの歌として登録されている。

しかしながらヘンリー・マンシーニ自身は、「もしオードリーが映画に登場していなければ、私自身がこの曲を作りジョニー・マーサーが詞をつけるということが果たしてできたかどうか想像できません。」と述べており、「『ムーン・リバー』はオードリーのために書かれたのです。彼女以上にこの曲を完璧に理解した人はいませんでした。『ムーン・リバー』には数えきれないほどのヴァージョンがありますが、オードリーのこれこそが文句なく最高の『ムーン・リバー』と言えましょう。」と書き記している[3]

もともとこの曲は1オクターブと1音しかないオードリー・ヘプバーンの声域のために書かれている[4]

長年、オリジナルのオードリー・ヘプバーンの歌うバージョンは、「私はプロフェッショナルなシンガーではありませんから」とヘプバーン自身が断って発売されていなかったが[5]、ヘプバーンの死後、1993年に発売された「ムーン・リバー 〜オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」にて初めて収録された[6]。このアルバムはオードリー・ヘプバーンの各映画のサントラを権利元のレコード会社の垣根を超えて収録したものである。

このアルバムの発売以降他のアルバムでもオードリー・ヘプバーンのバージョンが収録されるようになり、元々ヘプバーンのバージョンが収録されていなかった『ティファニーで朝食を』のRCA盤オリジナル・サウンドトラックの再発盤でも、制作50周年の2011年以降収録されることが多くなってきている。

2013年にはINTRADA社からフィルム・バージョンの『ティファニーで朝食を』オリジナル・サウンドトラックアルバム全曲が世界で初めて発売されたが[7]、そこでは映画で途中からオーケストラが被さるオードリーの「ムーン・リバー」とは別に、オーケストラを被せる前のヘプバーンとギターだけのバージョンもボーナス・トラックとして30曲目に収録された[8]

小田和正が中学生の頃、『ティファニーで朝食を』を観て感動し、初めて自分の小遣いで買ったレコードが本作であるといい、「自分もいつかこんな仕事が出来たらいいな」と思い、音楽の道を志すきっかけとなったという。後に、アルバム『BETWEEN THE WORD & THE HEART』でカバー。

また、JR東北本線の各駅や常磐線北小金駅発車メロディとして採用されていたが、前者はATOS導入直後、後者は2019年3月16日のダイヤ改正に伴い使用停止された[9]

脚注

  1. ^ ビルボードHot100シングルチャートサイトはこちら
  2. ^ allmusic (((Breakfast at Tiffany's (Music from the Motion Picture Score) > Charts & Awards > GRAMMY Awards)))
  3. ^ 「ムーン・リバー 〜オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」のヘンリー・マンシーニ自身によるライナー・ノートより。
  4. ^ サム・ワッソン (2011年10月31日). 『オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を』. 株式会社マーブルトロン 
  5. ^ 『カタログ オードリー・ヘプバーン』p192-p193. 雄鶏社. (1977年1月25日) 
  6. ^ 「ムーン・リバー 〜オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」のライナー・ノートより。
  7. ^ それまでのRCA盤はヘンリー・マンシーニがアルバム用に録音し直したもので、本当のサントラではない。
  8. ^ breakfast at tiffany's - Intrada”. Intrada. 2019年7月27日閲覧。
  9. ^ 常磐(各駅停車)線 車外スピーカーを使用して発車メロディを流す取り組みについて 2019年3月12日 東日本旅客鉄道株式会社 東京支社

外部リンク


「Moon River」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Moon River」の関連用語

Moon Riverのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Moon Riverのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのムーン・リバー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS