Model III
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 22:24 UTC 版)
1980年7月、タンディは Model III をリリースした。Model I の後継機として、小文字表示が可能となり、キーボードが改良され、カセットインタフェースが1500ボーとなり、Z80プロセッサが(2.03MHzに)高速化されている。なお、Model I は FCC の新たな電波干渉防止規格(1981年1月から施行)に適合していなかったこともあって、間もなく販売終了となった。 Model III は Model I の完全上位互換ではなく、80%のソフトウェアしか動作しなかった。しかもディスクフォーマットが非互換だった。BASICとTRSDOSにもバグが多かった。オプションでディスクドライブを内蔵可能である。電源は本体やディスプレイと共通であるため、ディスクにアクセスするたびに画面の表示が目に見えて小さくなるという現象が発生した。
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