MOTIF-RACK
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 22:16 UTC 版)
「ヤマハ・MOTIFシリーズ」の記事における「MOTIF-RACK」の解説
MOTIF6、7、8のラック音源版。1Uラックマウントサイズ。市場調査の結果、10万円前後の音源モジュールの売り上げが高いということから、実勢価格を抑えるため、そしてPCのソフトサンプラーに対抗するため、シーケンサー・サンプラーを省き、1Uラックサイズを採用したという。そのためか、前機種ともいえるCS6RにはあったYAMAHAが推奨する次世代MIDI規格のmLANスロットは省略されている。MOTIF6、7、8と波形メモリの容量は変わらないが、音色の数や、エフェクト数、最大同時発音数が強化されている。MOTIF6、7、8よりも高品位なリバーブを搭載している。MOTIF6、7、8では1パートのみだった、インサーション・エフェクトを最大4パート同時利用可能。実売価格で10万円を切ったため、プロからだけでなく、アマチュアやDTM製作者からも支持を受けた。PCからのエディットが前提とされている部分もあり、マルチモードの場合、複数のボタンを押してパートの選択やそのエディットを行うため、MUシリーズより使い勝手が悪いという意見もある。 音源方式:AWM2 最大同時発音数:内蔵音源128音+プラグインボードの最大同時発音数 プラグインボードスロット数:2 波形メモリー容量:84MB(16bit リニア換算時)
※この「MOTIF-RACK」の解説は、「ヤマハ・MOTIFシリーズ」の解説の一部です。
「MOTIF-RACK」を含む「ヤマハ・MOTIFシリーズ」の記事については、「ヤマハ・MOTIFシリーズ」の概要を参照ください。
- MOTIF-RACKのページへのリンク