MHC-S90C(PRO pixy ELESTAT)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/07 16:57 UTC 版)
「pixy」の記事における「MHC-S90C(PRO pixy ELESTAT)」の解説
1994年発売。通称プロピクシー・エレスタット。 PRO pixyとしては最終モデルにあたる。 前モデルに引き続き、スピーカーにはエレスタットツィーターとモーショナル・フィードバック・ウーファー(MFW)が搭載された。 ミドルクラスの機種に搭載されていた、「5CDマジックチェンジャー」が搭載された。 本体は2ピース構成で、ダブルカセットデッキはドルビーHX PROに非対応となった。 このモデルより従来の横幅225mmから横幅280mmに変更になり本体サイズが若干大型化された。 本体サイズの変更に伴いオプションのMDデッキもリニューアルした。([MDS-S30]) 本モデル以降は、オプションのMDデッキと専用ケーブルで接続することで、電源ON・OFFやシンクロ録音、コマンド送受信といった機能が双方で連動するようになった。 前モデルから機能を一部削減したとはいえ、下位モデルとのデザインや機能の共通化、MDデッキのオプション化などによって、定価もフラッグシップモデルとしては15万円を切る破格の低価格を実現した。 下位機種としてMHC-S70Cも登場したが、S90Cとの違いは、スピーカーやDSPプリセット数、ドルビープロロジックが搭載されていないくらいで、5CDチェンジャーや本体のデザインなどはほぼ同じである。また、1BOX構成のMHC-S50Cもあり、どちらもPRO pixyとは名乗らず通常のpixyとなっている。 ※上記にもあるように、このモデルより本体サイズが若干大型化されたのだが、当時、この仕様変更が不評であったため「SONYは、今までのpixyの幅では生きていけない事に気づいた。」などと当初のキャッチコピーをもじって皮肉るファンも出た。
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