MH-47D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:28 UTC 版)
「CH-47 (航空機)」の記事における「MH-47D」の解説
アメリカ陸軍では、CH-47Dと並行してその特殊作戦仕様の開発も行っていた。これによって開発されたのがMH-47Dである。 1983年から1990年にかけて、12機のCH-47A/Cに対して改修が行われた。CH-47D仕様への改修と同時に、特殊作戦向けの装備として、RDR-1300気象レーダー、FLIR、空中給油プローブの搭載なども行い、夜間の低空飛行が可能になった。また、輸送型とは異なる黒系の迷彩塗装が施された。 同機は第160特殊作戦航空連隊およびその前身部隊で運用されたが、1機が事故で、もう1機が2005年のアフガニスタンでの作戦行動中に敵の攻撃により失われた。その後、2007年までに、残存機のうち5機がMH-47G仕様に改修されることになった。
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