MH-47E
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:28 UTC 版)
「CH-47 (航空機)」の記事における「MH-47E」の解説
2番目の特殊作戦型として開発されたのがMH-47Eで、基本的にはMH-47Dと同仕様だが、アビオニクスは更新されている。特にレーダーについては、地形追従(英語版)機能を備えたAN/APQ-174が搭載された。また救助用のホイストクレーンも装備されている。最大の変更点が燃料タンクの拡張で、燃料搭載量は7,828リットルへと倍増した。これに伴って胴体ポッドが大型化し、胴体幅はMH-47Dより1メートルほど広くなっている。 当初は51機の調達が予定されていたが、試作機(88-0267)1機を含めて計26機に削減された。全機がCH-47Cからの改造機であり、試作機は1990年6月1日に初飛行して、1991年5月10日に引き渡された。3機が事故で、また2機がアフガニスタンでの作戦行動中に失われており、残存機は全てがMH-47Gに改修済みないし改修予定とされている。
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