キアスとは? わかりやすく解説

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キアス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/29 06:08 UTC 版)

キアス
類型: アルファベット
言語: クズドゥル、シンダール語クウェンヤ
発明者: ダイロン
Unicode範囲: 割り当てなし(提案中
ISO 15924 コード: Cirt
注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号 (IPA) を含む場合があります。
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キアスCirth)はJ・R・R・トールキンの創作した架空文字エルフの伶人ダイロンが創作したという設定。この文字は主にドワーフが使用した。ルーン文字に非常に形が似ている。

読み方

この文字もテングワール同様、文字の形状と発音に法則性があり、比較的修得は容易である。

  1. 軸線にストロークをくわえることで有声音になる。(""[p]', ""[b])
  2. 枝を左におくと摩擦音になる。(""[v])
  3. 枝を両側に置くと声と鼻音が加わる。(""[t], ""[n(のちにrと発音)])

※古代シンダール語では、摩擦音の[m]があるため、反転させることが出来ない""[hw]でなく、""[m]を用いた。

挿絵の音価を示すと下図のようになる。「-」で分かれている所は、左は古いもの、右は新しい音価を示す。また、39番の文字をyとして使ったのはエルフであり、「*」がついた文字はドワーフのみに用いられた。

1 p 16 zh 31 l 46 e
2 b 17 nj-z 32 lh 47 e(長音)
3 f 18 k 33 ng-nd 48 a
4 v 19 g 34 s-h 49 a(長音)
5 hw 20 kh 35 s-’ 50 o
6 m 21 gh 36 z-ng(鼻音) 51 o(長音)
7 (mh)mb 22 ng(鼻音)-n 37 ng* 52 ö
8 t 23 kw 38 nd-nj 53 n*
9 d 24 gw 39 i(y) 54 h-s
10 th 25 khw 40 y* 55 曖昧な母音*
11 dh 26 ghe, w 41 hy* 56 曖昧な母音*
12 n-r 27 ngw 42 u 57 ps*
13 ch 28 nw 43 u(長音) 58 ts*
14 j 29 r-j 44 w 59 +h
15 sh 30 rh-zh 45 ü 60 &

参照

外部リンク


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