MAIKOの熱狂的ファン
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「大平武洋」の記事における「MAIKOの熱狂的ファン」の解説
2005年に解散したバンド・ZONE の MAIKO の熱狂的なファンである。対局で負けが込んだときに、「MAIKOが芸能界を引退したら自分も将棋をやめる」とブログで発言したこともある。 2005年3月18日の第18期竜王戦昇級者決定戦1回戦・児玉孝一戦において、当日夜に行われる ZONE の解散コンサートに行きたいがため、すべての手を1手1分未満で指し、持ち時間を1分も使わずに勝利した。将棋の公式戦で自らの持ち時間を1分も使わずに勝利したのは史上3人目の快挙であった。この対局は大阪で行われたが、午前中に終局したため、埼玉県三郷市で行われた解散コンサートに駆けつけることができた。その後も全国各地で開催された ZONE の解散コンサートをすべて回った。このエピソードは、2006年6月7日放送のテレビ番組「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」で紹介された。番組内で「たまたまテレビで ZONE を見て勇気づけられ、プロ棋士になる夢を達成できた。今の自分があるのは ZONE のおかげ」「将棋より ZONE のほうが大事」と発言している。同番組で本人に内緒で MAIKO との対談がセッティングされ、サプライズ的な形で MAIKO と対面した大平は直後に「今日死んでも悔いはないです」とコメントした。番組内の補足では、「再びコンサートと対局が重なったときは、対局を拒否する」とコメントした旨が、同番組司会者の八嶋智人に読み上げられた。ちなみに大平は当期竜王戦で昇級者決定戦2回戦以降も勝ち続け、翌第19期の5組昇級を遂げた。
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