ホソメコンブ

海藻海草標本図鑑

ホソメコンブ Laminaria religiosa Miyabe

コンブ目　コンブ科 (Laminariales Laminariaceae)

生育場所 分布域の説明

生育場所 ： 低潮線付近から潮下帯上部 分　　　布 ： 北海道西岸，本州太平洋岸北部 タイプ産地 ： 北海道増毛

（生標本写真）

（葉部写真）

（葉部写真２）

（付着器写真）

（生態写真２）

からだは単条で細長い膜質線状。葉部は全縁で縁辺部は平坦かわずかに波打つ程度だが，幼葉ではシワが多く入る。 葉部中央に入る中帯部は両脇に凹凸を持ち，幅は全幅の１/３以上となるが，ときに不明瞭な事もある。 茎状部は３～１２ｃｍ程度までで円柱状となり，下端から繊維状の根枝を輪生する。根枝は不規則に分岐し全体で円錐状に広がる。 生長部分は葉部の基部にある。 寿命は１年生。手触りは柔らかい膜質で滑らか。生体は明褐色から黒褐色。

長さ：０．５～２ｍ　幅：２～１０ｃｍ

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