LGBT差別発言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 02:12 UTC 版)
2012年にTBSテレビ「情報7daysニュースキャスター」でバラク・オバマ大統領(当時)の同性婚支持のニュースを受け、たけしは「同性婚が認められたら、そのうち動物との結婚も認められるようになったりね」と発言した。これに対して番組内で渡辺えり子が「どうしてそういうことを言うんですか。私は日本でも同性婚が認められたらいいのにと思いますよ」と答えた。またたけしは「結婚した男2人が子ども育てるっていうけど、その子どもはどういう風になっていくんでしょうね。お前のお母さんはお父さん? とか言われんじゃないの」と発言、それに対して渡辺えり子は「そうならないように皆がやっていけばいいんじゃないですか。愛をもって育てれば同じゃないですか? 同性婚も異性婚も」と反論した。 2018年12月26日のテレビ東京『チマタの噺SP』では、たけしはフィギュアスケートの羽生結弦選手に対して「ホモだろう!」と叫ぶなど、LGBT差別発言を連発した。同じ番組内で、たけしは日本大学フェニックス反則タックル問題について、「内田とさあ、日大相撲部の監督(田中理事長)、あとコーチもいるだろ、寺尾みたいな顔してるコーチ(井上コーチ)。これ、全部ホモだろ、こいつら3人とも。この内田監督も独身らしいよ」と、なんの脈絡もなく日大の田中英壽理事長、アメフト部の内田正人元監督、井上奨元コーチの3人をわざわざ“ホモ”という差別語を使って、ゲイだと言い出した。続けてパワハラ加害者の3人だけでなく、被害者である選手たちのことも「で、関西学院大学にタックルした奴もケツ抱きしめて(笑)、こうやって頬ずりしてたって(笑)」と、抱きしめるようなジェスチャーをしながら、危険タックル行為を性行為になぞらえた。
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