K-1 WORLD GP王座2階級制覇
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「武尊」の記事における「K-1 WORLD GP王座2階級制覇」の解説
2016年11月3日、K-1 WORLD GPフェザー級(-57.5kg)初代王者決定トーナメントに出場。一回戦でイギリスのジェイミー・ウィーランからダウンを奪い3-0の判定勝利。準決勝では中国のユン・チーに乱打戦の末2度のダウンを奪いKO勝ちを収めると、決勝で小澤海斗に大差で判定勝利を収め、2階級制覇を成し遂げた。試合後、右拳を試合中に骨折していたことがわかった。 2017年4月22日、K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~スーパーファイト/フェザー級でビクトー・サラビアと対戦。武尊は試合を優勢に進めるが、3ラウンドにサラビアの右バックスピンキックが下腹部を直撃すると、うずくまるように倒れ込み試合が中断される。ローブローのダメージにより武尊は嘔吐し全身に痙攣も見られたため、試合続行不可能によりドクターストップとなってもおかしくない状況だったが、気力で立ち上がり試合を続行した。試合は再開されたが短時間ではダメージは回復せず、武尊は足の踏ん張りが効かなくなっていた。しかし、アグレッシブに前に出て打ち合いを仕掛け、最後は右ストレートから返しの左フックを叩き込んでサラビアを失神させて、3RKO勝利を収めた。この武尊のアクシデントを乗り越えた劇的な勝利を解説の魔裟斗は「自分の時よりも武尊は今のK-1を背負っている」と称え、武尊は「(反則のローブローであっても)これが殺し合いなら負けているので、早く立ちたかった。試合中断は、見てるお客さんには、無駄な時間なんで」と語った。 2017年9月18日、K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~フェザー級王座タイトルマッチにて、ワン・ジュングァンとK-1 WORLD GPフェザー級王座の防衛戦で対戦し、判定勝ちで王座の初防衛に成功した。 2018年1月14日、年間表彰式「K-1 AWARDS 2017」が開催され、ビクトー・サラビア戦で最高試合賞(ベストバウト)を受賞した。
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