JR・三陸鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 15:32 UTC 版)
駅舎に接する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。JR線は単式ホームの1番線が降車用、島式ホームの2番線が乗車用であり、三陸鉄道は島式ホームの3番線発着となっている。 2013年4月には、1番線・2番線の線路部分をかさ上げし、バス専用道が整備されBRTが構内に乗り入れるようになった。専用道上に横断通路を設置し、BRTや三陸鉄道の利用の際に跨線橋を使わずに移動できるようになった。 JRの駅は気仙沼駅が管理しJR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅。以前は管理駅として細浦駅 - 大船渡駅間の各駅を管理していた。JR駅舎には自動券売機とみどりの窓口がある。 三陸鉄道は社員配置駅(早朝夜間駅員不在)。三鉄駅舎には自動券売機・出札窓口がある。また構内には三陸鉄道運行本部大船渡派出所(旧・大船渡鉄道事務所→南リアス線運行本部)があり、リアス線に使用される車両が配置されている。 2011年10月に三陸鉄道側の駅舎と津波で冠水した車両を活用した「ふれあい待合室」が開設され、グッズの販売やお茶の提供などが行われている。この車両については2012年11月に利用を終了し解体された。 2012年に三陸海岸の復興支援の目的で、列車の運行は再開していないもののJR駅舎のリニューアル工事が行われた。駅のテーマは「海岸のまち」で、大船渡市の名所「碁石海岸穴通し磯」をイメージして駅舎入口にルーバー状のひさしを設置している。また待合室の床は碁石海岸を模して丸い石の模様で敷き詰め、境界線が波打ち際を表現するようにカーブを描かせたものとなっている。 駅構内に整備されたBRTのりば(2013年6月) 三陸鉄道駅舎と改装前のJR駅舎(2010年11月) 震災前の駅構内(2006年10月) 震災前のホーム(2006年10月)
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