IDNホモグラフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 17:44 UTC 版)
Unicode下では、主に半角のアルファベット(ラテン文字)と字形が酷似した以下のものなどが悪用される。 ギリシア文字、 (非ASCIIの)ラテン文字 キリル文字 アルメニア文字 アブジャド チェロキー文字 ローマ数字、 CJK互換用文字 囲みCJK文字・月、数学用英数字記号、アルファベット表示形(英語版) アキュート・アクセント その他全角文字(マルチバイト文字) ほかUnicodeにはゼロ幅スペース、ゼロ幅非接合子や双方向テキストに関する制御コードが定義されているが、これらはおおむね国際化ドメイン名に使用できない。 また、中国語使用者には繁体と簡体の漢字がシノニム的なホモグラフ文字として問題になる。一部のTLDでは、「繁体字表記」と「簡体字表記」の両方を同時にドメイン登録するように要求している場合がある。 IDNでのホモグラフ攻撃の一例: 正しいドメイン名 wikipedia.org 朝日.com 偽装ドメイン名 wikipediа.org(全角の a(スモールエー)を混ぜて偽装している) wíkipedia.org(半角の i(スモールアイ)と酷似した、 í を混ぜて偽装している) 朝曰.com(「日」と酷似した、「曰」で偽装している)
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