IDEF4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 06:36 UTC 版)
IDEF4の開発は、オブジェクト指向プログラミングパラダイムからの結果、モジュール性、維持性、及びコードの再利用性が、伝統的なデータ処理アプリケーションで実現され得ることを認識したことから始まった。大規模複雑な分散システムにおけるデータ・レベルの統合を支援するオブジェクト指向プログラミング・パラダイムの実証された能力は、また伝統的なデータ処理コミュニティからこの技術に対する幅広く広がった関心における大きな要素でもあった。 IDEF4は、LISP、Flavors(英語版)、Smalltalk、Objective-C、C++ 、およびその他を使うソフトウエア設計者のための設計ツールとして開発された。オブジェクト指向パラダイムの効果的な使用法は、従来の手続的あるいはデータベース言語を使用と異なる思考過程を必要とすることから、構造化チャート(英語版)、データ・フロー・ダイアグラム、あるいは伝統的データベース・モデル(英語版)(階層的、リレーショナル、およびネットワーク)のような標準手法論では十分でない。IDEF4は、オブジェクト指向設計の意思決定過程を支援する必要な手段を提供することを模索した。
※この「IDEF4」の解説は、「IDEF」の解説の一部です。
「IDEF4」を含む「IDEF」の記事については、「IDEF」の概要を参照ください。
- IDEF4のページへのリンク