IDEF8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 06:36 UTC 版)
IDEF8または人間-機械相互作用設計の統合化定義は、ユーザーと彼らが運用するシステムとの間に起こる相互作用の高品質な設計をするための一つの手法である。 システムは、特定目標を達成する機能群を実行するオブジェクトの集合として特徴付けられる。ユーザーが相互作用するシステムは、必ずしもコンピュータ・プログラムを必要とせず、どんなシステムでもあり得る。人間と機械の相互作用は、IDEF8手法内に3レベルの仕様で設計された。その最初のレベルは、システム運用の考え方(哲学)を定義し、全体的システム・プロセスのモデル・セットと文章記述を作り出す。設計の2番目のレベルは、システム利用の役割中心的シナリオを規定する。IDEF8設計の3番目のレベルは、人間と機械の詳細設計のためである。設計のこのレベルでIDEF8は、ユーザーと設計者がより知られている振舞いの他のオブジェクトの基準で望む振舞いを規定するのを助ける、メタファーのライブラリを提供する。メタファーは、よく知られた具体的オブジェクト及び経験の基準で、抽象概念のモデルを提供する。
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