シドホビル
分子式: | C8H14N3O6P |
その他の名称: | HPMPC、1-[(S)-3-Hydroxy-2-(phosphonomethoxy)propyl]cytosine、[[(S)-2-[(4-Amino-2-oxo-1,2-dihydropyrimidin)-1-yl]-1-(hydroxymethyl)ethoxy]methyl]phosphonic acid、1-[(2S)-3-Hydroxy-2-(phosphonomethoxy)propyl]cytosine、シドホビル、Cidofovir、[[(1S)-1-(Hydroxymethyl)-2-[2-oxo-4-amino-1,2-dihydropyrimidine-1-yl]ethoxy]methyl]phosphonic acid、シドフォビル |
体系名: | [[(S)-2-[4-アミノ-2-オキソピリミジン-1(2H)-イル]-1-(ヒドロキシメチル)エトキシ]メチル]ホスホン酸、1-[(S)-2-(ホスホノメトキシ)-3-ヒドロキシプロピル]シトシン、1-[(2S)-3-ヒドロキシ-2-(ホスホノメトキシ)プロピル]シトシン、[[(S)-2-[(4-アミノ-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリミジン)-1-イル]-1-(ヒドロキシメチル)エトキシ]メチル]ホスホン酸、1-[(S)-3-ヒドロキシ-2-(ホスホノメトキシ)プロピル]シトシン、[[(1S)-1-(ヒドロキシメチル)-2-[2-オキソ-4-アミノ-1,2-ジヒドロピリミジン-1-イル]エトキシ]メチル]ホスホン酸 |
シドフォビル
【概要】 ヌクレオチド誘導体に属するサイトメガロウイルス感染症治療薬の一般名。商品名はVistideで発売はGilead社。75mg/mLの注射薬。日本導入の予定はないので、エイズ治療薬研究班に依頼して入手する。ガンシクロビル耐性の場合に考慮されるが交差耐性もある。
【用法・用量】 3時間前に2gのプロベネシドを服用させる。成人では1000mL以上の生理的食塩水の点滴に加え、1時間以上かけて点滴。さらに1000mLの生食を点滴。点滴後の1時間と8時間目に1gのプロベネシドを内服。これらは腎障害を避けるための処置。導入療法では5mg/kgを週に1回、2週間。クレアチニン量で用量調節が必要。小児、老人、妊婦、授乳婦には推奨できない。
【注意】 他の腎障害がある薬の併用は避ける。男性では避妊が必要。クレアチニン、尿蛋白、白血球数を毎回チェックする。プロベネシドの尿細管排泄や代謝障害にも注意。
【副作用】 腎障害、眼圧低下、白血球減少、代謝性アシドーシスなど。
《参照》 サイトメガロウイルス、 エイズ治療薬研究班

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