HELLO (Official髭男dismの曲)とは? わかりやすく解説

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HELLO (Official髭男dismの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/23 06:23 UTC 版)

HELLO
Official髭男dismの楽曲
収録アルバム Editorial
リリース 2020年7月24日
規格 デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
時間 4分55秒
レーベル ポニーキャニオン
作詞者 藤原聡
作曲者 藤原聡
チャート順位
収録アルバムEditorial
フィラメント
(4)
HELLO
(5)
Cry Baby
(6)
ミュージックビデオ
「HELLO」 - YouTube

HELLO」(ハロー)は、日本バンドOfficial髭男dismの楽曲。2020年8月5日に発売された『HELLO EP』に先駆けて7月24日ポニーキャニオンから先行配信された。

フジテレビ系情報番組『めざましテレビ』のテーマソングとして書き下ろされた[8]

リリース

前作『Laughter』から2週間ぶりのリリース。

本作はフジテレビ系情報番組『めざましテレビ』のテーマソングとして書き下ろされた楽曲[9]。情報番組のテーマ曲を書き下ろしたのは本作が初となる[8]。2020年3月23日に番組とのタイアップが発表され、翌週の3月30日から1年間番組内で楽曲が使用された[8]

6月26日、楽曲をタイトル曲に据えたEP『HELLO EP』が8月5日にCDリリースされることが発表された[10]。2021年8月18日リリースのスタジオ・アルバムEditorial』にも収録された[11]

制作・音楽性

タイトルの「Hello」には「新しい出来事や感情、人など、人生におけるさまざまな“出会い”に対するあいさつ」という意味が込められており[8]、楽曲について藤原は「この曲で大事にしたかったのは、日々を共に生きていくときの心強さ。肩を並べて歩くときにどんな憂鬱が降りかかろうとも、それをはね除けていけるような、どっしりと構えていられる曲であって欲しかった」「歌詞とメロディとグルーヴ感のうち、どれが欠けても成立し得ない三位一体の曲」と語っている[9]

楽曲制作時よりリズムは決まっていたが、細かな部分はレコーディング時に固められた。松浦は「ドラム録りは死ぬほど時間をかけた。全部録るたびにメンバーに聴いてもらって、逐一提案してもらって、それを叩いてまた聴いてもらって…いいテイクが録れるまで1ヴァースごとに繰り返し録ってた。」と語っている。サビのコーラスではボーカルシンセサイザーが使用されている[12]

2020年8月19日には特設サイトにて楽曲のステムプレイヤーが公開され、楽曲を構成する音を各パート毎にまとめたトラックを聞くことができる[13]

ミュージックビデオ

8月5日にYouTubeにて公開された。人々が変化していく様子が窓を通して表現されており、CG部分には山崎貴が参加している。監督は森本千絵が務めた[14]

チャート成績

Billboard JAPANの総合チャート「Hot 100」では2020年7月29日公開チャートに25位に初登場[15]。2週後のEP発売週では楽曲最高位となる4位にランクインした[1]

ダウンロードチャート「Download Songs」では2020年7月29日公開チャートに21,929ダウンロードで6位に初登場した[16]。その翌週から2週間(8月5日公開、8月12日公開)は16000ダウンロードに落ち着くも、ランキングでは8月12日公開チャートで楽曲最高位となる4位を記録した[17][18]。8月19日公開チャートでは同月10日にTBS系CDTVライブ!ライブ!』にておよそ1時間に及ぶ『ヒゲダンフェス』が開催されたことが話題となり、ダウンロード数が増加、20,321ダウンロードで5位のチャートインした。また、バンドは同週チャートにてこの楽曲の他にも「115万キロのフィルム」が9位、「Laughter」が10位にランクインし、トップ100に11曲を送り込んでいる[19]

認定と売上

認定 (RIAJ) 売上/再生回数
ダウンロード ゴールド[20] 111,000 DL 以上[21]
ストリーミング プラチナ[22] 100,000,000

回再生以上

*認定のみに基づく売上/再生回数

カバー

脚注

  1. ^ a b Billboard Japan Hot 100 | Chart (2020/8/17)”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2020年8月17日). 2020年9月3日閲覧。
  2. ^ Billboard Japan Hot 100 Year End 2020”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2020年). 2022年10月23日閲覧。
  3. ^ Billboard Japan Top Download Songs | Chart (2020/8/17)”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2020年8月17日). 2020年9月3日閲覧。
  4. ^ Billboard Japan Download Songs Year End 2020”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2020年). 2025年6月23日閲覧。
  5. ^ Billboard Japan Top Streaming Songs | Chart(2020/8/10)”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2020年). 2021年2月2日閲覧。
  6. ^ Billboard Japan Streaming Songs Year End 2020”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2020年). 2025年6月23日閲覧。
  7. ^ オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2020年07月20日〜2020年07月26日”. ORICON NEWS. オリコン (2020年8月3日). 2020年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月3日閲覧。
  8. ^ a b c d “『めざましテレビ』新テーマは朝なのに「Hello」 ヒゲダンが新曲提供”. ORICON NEWS (オリコン). (2020年3月23日). https://www.oricon.co.jp/news/2158071/full/ 2020年9月3日閲覧。 
  9. ^ a b “Official髭男dism、「HELLO」先行配信開始。『めざましテレビ』とのコラボ企画も”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2020年7月25日). https://barks.jp/news/877466/ 2020年9月3日閲覧。 
  10. ^ “[Official髭男dism、映画『コンフィデンスマンJP』主題歌“Laughter”収録『HELLO EP』発売決定 https://rockinon.com/news/detail/194565.amp]”. rockin’on.com (2020年6月26日). 2025年6月23日閲覧。
  11. ^ Official髭男dism、全14曲を収録したメジャー2ndアルバム『Editorial』を8月にリリース決定”. SPICE (2021年6月24日). 2025年6月24日閲覧。
  12. ^ 阿刀“DA”大志『『HELLO EP』OFFICIAL INTERVIEW』(インタビュアー:阿刀“DA”大志)、PONY CANYON/IRORI Recordshttps://hello-ep.jp/2020年9月3日閲覧 
  13. ^ Official髭男dism、「HELLO」「I LOVE…」のステムプレイヤー公開”. Billboard JAPAN (2020年8月19日). 2025年3月18日閲覧。
  14. ^ Official髭男dism、新EPより「HELLO」MVが公開”. ジャパンミュージックネットワーク (2020年8月5日). 2020年9月3日閲覧。
  15. ^ Billboard Japan Hot 100 | Chart (2020/8/3)”. Billboard JAPAN (2020年7月29日). 2025年6月23日閲覧。
  16. ^ 【ビルボード】嵐「IN THE SUMMER」が5.6万DLでDLソング初登場1位、三浦春馬トップ10に2曲チャートイン”. Billboard JAPAN (2020年7月29日). 2025年6月23日閲覧。
  17. ^ 【ビルボード】嵐「IN THE SUMMER」が7.3万DLでDLソング首位キープ、瑛人「香水」2位へ急上昇”. Billboard JAPAN (2020年8月5日). 2025年6月23日閲覧。
  18. ^ 【ビルボード】YOASOBI「夜に駆ける」がDLソング初首位、DIR EN GREYは3曲がトップ10初登場”. Billboard JAPAN (2020年8月12日). 2025年6月23日閲覧。
  19. ^ 【ビルボード】坂本真綾「躍動」DLソング初登場1位、Official髭男dismは3曲がトップ10入り”. Billboard JAPAN (2020年8月19日). 2025年6月23日閲覧。
  20. ^ 9月度 ダウンロード認定”. PR TIMES (2020年10月24日). 2021年6月20日閲覧。
  21. ^ 【オリコン年間ランキング2020】嵐、総合で通算9度目の首位獲得”. ORICON NEWS (2020年12月25日). 2021年6月20日閲覧。
  22. ^ 2023年10月度ストリーミング認定~あいみょん「君はロックを聴かない」、菅田将暉「虹」がトリプル・プラチナ認定!”. PR TIMES (2023年11月29日). 2024年4月3日閲覧。
  23. ^ D4DJ_gmの2023年10月24日のツイート、2023年10月27日閲覧。

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