God Speaks
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:31 UTC 版)
「メヘル・バーバー」の記事における「God Speaks」の解説
God Speaksにおいて、メヘル・ババは、無意識の神の本来の状態から、意識のある神への究極的到達への魂の旅を描いている。全ての旅は、想像の旅である。その旅では、神の本来の分離不可能の状態が、数限りない個別化された魂になることを想像する。個別化された魂を、ババは無限の大洋の内部の泡に例えている。それぞれの魂が、自分が何か意識したいという欲望によって力を得て、意識の最も基本的形態の中でその旅を始める。この制限は、その形態をますます意識のある状態へ向かって進歩させるためにより進化した形態を必要とする。意識は、それぞれの形態が収集できる印象と関係して成長する。 ババによれば、それぞれの魂は、進化することによって意識的な神性を追求する。即ち、7つの段階つまり、石、金属、野菜、虫、鳥、動物、そして人間を経過して、想像した形態の連続の中に、魂それ自身を表現するのである。魂はそれ自身を進化の中で連続する形態と自己同一化している。そのようにして幻影の連続は続くのである。この形態の進化の中で、思考も増大し、遂には、人間の形態で思考は無限となる。人間の形態をとっている魂は、意識のある神と成ることができるが、その魂が進化の間に収集した全ての印象は幻影であり、魂が自分自身を理解するのを妨げる障壁を生み出している。この障壁を克服するためには、人間の形態で何回も生まれることが必要とされ、それは輪廻転生と名付けられている。 遂には魂があるステージに到達する。そのステージでは、以前に収集した印象が薄くなったり厚くなったりするので魂は退縮と呼ばれる最終段階に入る。このステージに入るためにも、何回もの生死が必要となる。その転生の間に、魂は、心の内側の旅を始める。その旅によって、魂は、神としての真の同一性を理解する。ババは、この内面の神実現への旅を彼が諸平面と呼ぶ7つの段階に分けている。この全プロセスは、神実現へ向かう第7段階へと上り詰めていく。この第7段階で個々の魂にとって人生のゴールが到達される。
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