総選挙(そうせんきょ)(general election)
衆議院議員の任期満了または衆議院の解散を受けて、新しい議員を選出する国政選挙のこと。すべての議席について全国一斉に選挙をするので「総選挙」と呼ばれる。
衆議院の議席は、小選挙区で300、比例代表で180の合わせて480議席ある。1994年の総選挙以降に導入された小選挙区比例代表並立制に従って、有権者は、投票用紙に候補者の名前(小選挙区)と政党の名前(比例代表)の2つを書く。
衆議院と参議院の二院制を採用する国会でありながら、首相を指名する権限などに衆議院の優越が認められているため、衆議院の議席配分が政権の構成に大きな影響を与える。したがって、政権を担当するには、総選挙で過半数の議席を取ることが一応の目安となる。
10日午後の本会議で衆議院が解散された。政府は解散後に臨時閣議を開き、11月9日を投票日とする総選挙の日程を決めた。14日に告示が予定されていた統一補欠選挙は総選挙に吸収される。
(2003.10.14掲載)
- General Electionのページへのリンク