GRF プチピアス【GRF プチピアス】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7433号 |
登録年月日 | 1999年 9月 6日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | GRF プチピアス よみ:GRF プチピアス | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 9月 7日 | |
品種登録者の名称 | 後藤健 | |
品種登録者の住所 | 静岡県沼津市東沢田276番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 後藤健 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ジェルピロホール」に「パレオ90」を交配して育成されたものであり,花房の形は房咲(6輪以上),花は鮮紫ピンク色で半剣弁,カップ咲,無香の小輪となる切花向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高は矮性である。開花枝の太さは細,新しょうの色は赤紫,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは短,基部の幅は狭,色は赤紫,数は幹の部分は中,花枝の基部は多,花枝の中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の枚数は7枚,本葉の長さはやや短,幅はやや狭である。展開直後の若葉の色は濃緑,光沢は無,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さはやや薄,硬さはやや硬である。花房の形は房咲(6輪以上),蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲,花の大きさは小輪,高さは低,花弁表側の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9705),裏側の色は明紫赤(同9706)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は円形先端尖形,花弁の厚さはやや厚,硬さは普通,数は35~39である。花の香りは無,開花時期はやや早咲である。 「インタープリンス」と比較して,樹高が低いこと,花形がカップ咲であること,花弁表側の色が鮮紫ピンクであること,花弁裏側の色が明紫赤であること等で,「コルファン」と比較して,新しょうの色が赤紫であること,とげの色が赤紫であること,花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に育成者の温室(静岡県駿東郡泉町)において,「ジェルピロホール」に「パレオ90」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「フェミニン」であった。 |
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