Fast And Secure Protocolとは? わかりやすく解説

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FASP

フルスペル:Fast And Secure Protocol
読み方:ファスプ

FASPとは、データファイルの転送方式(プロトコル)のひとつで、通信回線の空き容量を予測し、回線速度に合わせて適切なデータ量を送出することが可能となる形式のことである。米国アスペラ社(Aspera, Inc)が開発した。

一般に、ネットワークを通じてファイル転送を行う場合にはFTPが利用される。FTPは通信を行うためのやり取りが多いために帯域を有効に利用できていなかったり、回線に遅延が大きかったり、パケットの損失を招きやすいため実質的なデータ転送量が理論値を大幅に下回ったりする、という難点がある。

FASPを用いると、Webページのリンクは自動的に「fasp://~」といったURLに置き換えられる。FASPではデータを通信回線の空き容量と回線速度に見合う量に自動調整してからデータ送出を行なうので、回線遅延やパケット損失などに大きく影響されることなく、利用可能な帯域幅を最大限に活用できる。従って大容量のデータを短時間で転送することが可能となる。例えば動画などの大量ダウンロードもスムースに行なうことができる。

アスペラ社では、インターネット回線を利用した1GBのファイルをアメリカの西海岸(カリフォルニア州)と日本の東京との間で転送する作業を実施した。その結果としては、FTPを利用した場合と比べ送時間を約1/30に短縮できるという結果が得られた。(FTPでは83分29秒、FASPでは2分54秒であった)。FASP技術を用いれば、GB単位の大容量ファイルであっても大幅に効率的な転送を行なうことができる。

FASPはファイル転送ソフトウェア「Aspera SCP」に採用される。日本においては、株式会社ネットマークスがアスペラ社と販売代理店契約を結んだ。ネットマークスは日本国内をはじめ中国や東南アジア諸国に「Aspera SCP」を販売するとしている。


参照リンク
Aspera, Inc.(英文)
株式会社ネットマークス -ホームページ
ニュースリリース - 高速ファイル転送ソフトウェアについて(ネットマークス)
通信方式のほかの用語一覧
通信制御:  CSMA/CD  COPS  DLC  FASP  GUID  HSRP  非同期通信

「Fast And Secure Protocol」の例文・使い方・用例・文例

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