HSRP
HSRP
読み方:エイチエスアールピー
HSRPとは、2台以上のルータと仮想的なIPアドレスによってゲートウェイを冗長化し、高可用性を維持する機能のことである。Cisco Systemsのルータに特有の機能として採用されている。
通常、ネットワークで用いられるルータはひとつである。しかしルータに障害が起こって使用不可能になると、通信の継続のためにはルータを切り替える必要がある。HSRPでは、複数のルータが用いられる。複数のルータはそれぞれIPアドレスを持ち、さらに複数のルータ全体に別のひとつのIPアドレスが割り振られている。実際の通信は1台のルータで行われるが、そのルータがダウンした場合には、別のルータに自動的に交代することができる。
参照リンク
HSRPの解説 ~ネットワークエンジニアリング支援サイト
Cisco Systems テクニカルノーツ
Hot Standby Router Protocol
(HSRP から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 23:46 UTC 版)
Hot Standby Router Protocol (ホット・スタンバイ・ルータ・プロトコル・以下HSRPと略す) は、シスコシステムズ社製のルータに実装されている、ルータの多重化を行うためのプロトコル[1]。文字通りホットスタンバイによる冗長化を行うものであり、ルーティングプロトコルではない。
- ^ “HSRP 【 Hot Standby Router Protocol 】”. e-words.jp. 2022年3月2日閲覧。
- ^ “HSRP”. sophia-it.com. 2014年3月11日閲覧。
- ^ Alexandre Dulaunoy. “VRRP : Confusion in the land of patents...”. foo.be/vrr. 2014年3月12日閲覧。
- ^ 萩野純一郎. “CARP: common address redundancy protocol”. ietf.org. 2014年3月12日閲覧。
- 1 Hot Standby Router Protocolとは
- 2 Hot Standby Router Protocolの概要
- HSRPのページへのリンク