FM放送への完全移行に向けた動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 18:20 UTC 版)
「茨城放送」の記事における「FM放送への完全移行に向けた動き」の解説
2021年(令和3年)4月1日より、「IBS」の略称の対外的使用を廃し(公文書など限られた用途での使用は継続)、新たに愛称を「LuckyFM 茨城放送」(ラッキーエフエム いばらきほうそう)に変更した。AM放送の免許で放送しているものの、FM(ワイドFM)放送を主軸に移しており、横浜エフエム放送(神奈川県)やエフエムナックファイブ(埼玉県)、ベイエフエム(千葉県)に次ぐ、首都圏第4局目の県域FM局を目指すとしている。この一環として、FMによるつくば局が開局する同年7月1日より、radikoの配信エリアを前述のFM3局と同じく関東1都6県に拡大した。また新たなキャッチコピーとして「ヤバイ(88.1)ぜ茨城、LuckyFM」が制定された。 また、日本民間放送連盟に参加するAM放送事業者(民放AM局)が2028年までにAM放送免許の更新時期を迎えることを踏まえて、民放AM局独自の経営判断によってAM放送からFM放送への転換(またはAM・FM放送の併用)が可能になるような制度の整備を求める要望書を、総務省が設置する「放送事業の基盤強化に関する検討分科会」に提出しており、総務省も2020年10月に『民間ラジオ放送事業者のAM放送のFM放送への転換等に関する「実証実験」の考え方』を公表したことから、民放AM47局で組織する「ワイドFM(FM補完放送)対応端末普及を目指す連絡会」では、茨城放送を含む44局が2028年秋までにFM局への転換を目指していることを2021年6月15日に発表している。
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