FITSAT-1
別名:フィットサット1、FITSAT-1 NIWAKA
福岡工業大学の研究チームが開発した人工衛星。1辺10cmの立方体という超小型の衛星である。伝統和芸「博多にわか」にちなんで「にわか衛星」の通称で呼ばれている。
FITSAT-1の主なミッションは、高速通信技術の実証実験である。具体的には、5.8GHz帯を使用する独自開発の通信システム、および、高出力LED(発光ダイオード)を使用する光通信の実験が行われる。LEDを使用する実験ではモールス信号でメッセージが送信される。
FITSAT-1は2012年7月に、国際宇宙ステーション補給機「こうのとり3号」に搭載された状態で、H2Bロケットによって宇宙に打ち上げられた。こうのとり3号と共に国際宇宙ステーションに運ばれた後、2012年10月5日に宇宙空間へ放出された。
関連サイト:
5.8GHz通信について
FITSAT-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/24 20:03 UTC 版)
FITSAT-1は、福岡工業大学の小型人工衛星プロジェクト(代表:情報工学科教授田中卓史)により開発された1UのCubeSatである。愛称はにわか衛星。博多の伝統芸能はかたにわかに由来する。
- ^ 小型衛星放出機構(J-SSOD) JAXA
- ^ 夜空に輝くFITSAT-1
- 1 FITSAT-1とは
- 2 FITSAT-1の概要
- 3 副ミッション
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