F-1_(人工衛星)とは? わかりやすく解説

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F-1 (人工衛星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/24 20:03 UTC 版)

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F-1 CubeSat
F-1のフライトモデル
所属 FPT英語版/ASTC
衛星バス 1U CubeSat
任務 教育、技術実証
打上げ日時 2012-07-21, 02:06 UTC[1]
輸送ロケット H-IIB
打上げ場所 種子島宇宙センター LP-2英語版
軌道減衰 2013-04-30
質量 1kg
軌道要素
軌道 低軌道
軌道傾斜角 51.65 度

F-1ベトナムFPT大学英語版宇宙研究部(Fスペース)が開発したCubeSatスウェーデンウプサラ大学のオングストローム宇宙技術センター(ASTC)およびアメリカのNanoRacks社と提携を結んでいる。

目的は宇宙工学分野における若手の技術者や学生の育成、およびASTCによりスウェーデンで設計された3軸磁気計の評価である[2]

F-1は2012年7月21日、こうのとり3号機に積まれた状態で、H-IIBロケットによって打ち上げられた。こうのとり3号機にはF-1以外に、4機の小型衛星(RAIKO, WE WISH, FITSAT-1TechEdSat英語版)が搭載されていた。

国際宇宙ステーションきぼうモジュールのエアロックからJAXAの小型衛星放出機構(J-SSOD:JEM-Small Satellite Orbital Deployer)を使用して10月5日に放出された[3]

F-1は、2013年4月30日に再突入した。

性能

  • 寸法: 10x10x10cm (1U型)
  • 質量: 1 kg
  • ペイロード: 低解像C328カメラ (640×480, 8ビット色)
  • センサー: 温度センサー、3軸磁気計
  • 軌道寿命: 最低3か月

ギャラリー

参考文献

  1. ^ Bergin, Chris (2012年7月20日). “Japanese H-IIB launches HTV-3 to the International Space Station”. NASASpaceflight.com. 2012年7月21日閲覧。
  2. ^ Gunter Dirk Krebs (2012年7月21日). “F-1”. Gunter's Space Page. 2012年7月26日閲覧。
  3. ^ 大塚実 (2012年1月25日). “JAXA、宇宙ステーションから超小型衛星を放出できる装置をプレス公開” (Japanese). mynavi.jp. 2012年2月1日閲覧。

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