副ミッション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/24 20:03 UTC 版)
搭載したLEDを発光させ、2012年11月21日に大分県由布市と韓国のKAISTで世界初となる宇宙・地上間のLEDによる可視光通信の実験を行った。LEDの点灯はモールスコードで点灯させるモードと微弱光検出モードの二つがある。微弱光検出モードは10Hzで点滅するデューティ比30%の光をさらに5kHzで変調している。地上では5kHzのフィルターを通してノイズを除去し信号だけを取り出す。微弱光検出モードでは緑LEDは200W以上のパルス、平均電力30W程度で発光させた。最初の実験では衛星からの光は倉敷科学センターと韓国ソウルのKAISTで写真に撮影された。続く実験では神奈川県海老名市、秦野市、富山市天文台(ムービー)、愛媛県西予市、千葉県君津市、熊本県の小国町などで多くの天文ファンにより撮影された。また福工大チームは望遠鏡に取り付けた光電子増倍管により電気信号の取り出しにも成功した。
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