Ezh6形(Еж6)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/16 09:39 UTC 版)
「地下鉄Ezh3形電車」の記事における「Ezh6形(Еж6)」の解説
モスクワの地下に伸びる、核攻撃を受けた際に政府要人が避難する地下シェルターと臨時拠点、郊外のシェルターを繋ぐとされるメトロ-2(ロシア語版)と呼ばれる地下鉄網へ向けてムィティシ機械製造工場で製造された形式。Ezh3形を基に、第三軌条に加え蓄電池からの電力でも稼働する事ができる車両として設計され、製造工場側からは81-712形という形式名も与えられた。 同様の目的で製造された電気機関車のL形と3両(Ezh6形+L形+Ezh6形)もしくは4両編成(Ezh6形+L形+L形+Ezh6形)を組む事が想定されていた他、蓄電池への充電も兼ねてEzh3形との共通運用にも用いられた。1973年に4両が製造された他、1986年には"メトロ-2"の路線延長に併せて6両が増備されたが、これらの車両は車体側面のコルゲートや座席の構造が81-717/714形に併せた仕様に変更された。2019年現在3両が残存する。
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