EditCommandColumn.CausesValidation プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

EditCommandColumn.CausesValidation プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

EditCommandColumn オブジェクトの Update ボタンがクリックされたときに検証を実行するかどうかを示す値を取得または設定します。

名前空間: System.Web.UI.WebControls
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overridable Property
 CausesValidation As Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As EditCommandColumn
Dim value As Boolean

value = instance.CausesValidation

instance.CausesValidation = value

C#

public virtual bool CausesValidation { get;
 set; }

C++

public:
virtual property bool CausesValidation {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

J#

/** @property */
public boolean get_CausesValidation ()

/** @property */
public void set_CausesValidation (boolean value)

JScript

public function get CausesValidation
 () : boolean

public function set CausesValidation
 (value : boolean)

プロパティ値
EditCommandColumn の Update ボタンがクリックされたときに検証を実行する場合は true。それ以外の場合は false。既定値は true です。

解説

既定では、EditCommandColumn コントロールの Update ボタンがクリックされたときにページ検証が実行されます。ページ検証は、ページ上にある検証コントロールに関連付けられたすべての入力コントロールが、その検証コントロールによって指定されている検証規則に準拠しているかどうかを判断します。

CausesValidation プロパティを使用すると、EditCommandColumn コントロールの Update ボタンがクリックされたときに、クライアントとサーバーの両方で検証を実行するかどうかを指定または確認できます。検証を実行しないようにするには、CausesValidation プロパティを false に設定します。

CausesValidation プロパティの値が true に設定されている場合は、ValidationGroup プロパティを使用して、EditCommandColumn オブジェクトの Update ボタンによって発生する検証の対象となる検証グループの名前を指定することもできます。

このプロパティの値はビューステートに格納されます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
EditCommandColumn クラス
EditCommandColumn メンバ
System.Web.UI.WebControls 名前空間
Page.Validate
ValidationGroup