EPC契約による橋の建設業者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:14 UTC 版)
「オスマン・ガーズィー橋」の記事における「EPC契約による橋の建設業者」の解説
民間の金融によって調達される10億USドルを費やす橋の建設工事は、2011年7月16日にEPC方式(英語版)(Engineering, procurement and construction、発注を受けた業者が設計・調達・建設まですべてを行い運用可能にして使用者に引き渡す契約)で日本のIHIインフラシステムに発注された。IHIは、ファーティフ・スルタン・メフメト橋(第二ボスポラス橋)でも契約者の1社であった。 IHIは設計業務をデンマークの技術設計会社であるCOWI(デンマーク語版)に発注した。この橋はイズミット湾の北東岸と南東岸を結んでおり、この間の所要時間を大きく短縮する。湾を渡る橋と接続している高速道路は、片側3車線ずつを備える。共同企業体Nomaygは、2013年1月1日にIHIに対して建設開始の許可を行い、プロジェクトの総工期は37か月とされた。 重要な諸元は以下の通りである。 主径間: 1,550メートル 側径間: 566メートル 水面上高さ: 64メートル 主塔高さ 252.0メートル 主塔大きさ(基部): 8メートル×7メートル 桁の規模: 35.93メートル×4.75メートル この橋は、主径間の長さで世界で4番目の規模となる。
※この「EPC契約による橋の建設業者」の解説は、「オスマン・ガーズィー橋」の解説の一部です。
「EPC契約による橋の建設業者」を含む「オスマン・ガーズィー橋」の記事については、「オスマン・ガーズィー橋」の概要を参照ください。
- EPC契約による橋の建設業者のページへのリンク