EOMONTH 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
開始日から起算して、指定された月数だけ前または後の月の最終日に対応するシリアル値を返します。この関数を使用すると、月末に発生する満期日や支払日を計算することができます。
書式
EOMONTH(開始日, 月)
- 開始日 必ず指定します。起算日を表す日付を指定します。日付は、DATE 関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果を指定します。たとえば、2008 年 5 月 23 日を入力する場合は、DATE (2008,5,23) を使用します。日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
- 月 必ず指定します。開始日から起算した月数を指定します。"月" に正の数を指定すると起算日より後の日付を返し、負の数を指定すると起算日より前の日付を返します。
メモ 月に整数以外の値を指定すると、小数点以下は切り捨てられます。
解説
- Microsoft Excel では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1900 年 1 月 1 日がシリアル値 1 として保存されます。2008 年 1 月 1 日は 1900 年 1 月 1 日から 39,448 日後に当たるので、シリアル値は 39,448 になります。
- 開始日に無効な日付を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
- 開始日と月との和が無効な日付である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
- Ctrl キーを押しらながら C キーを押します。
- 空のブックまたはワークシートを作成します。
- ワークシートでセル A1 を選択し、Ctrl キーを押しながら V キーを押します。Excel Web App を使用している場合は、使用例のセルごとにコピーと貼り付けを繰り返します。
メモ 数値を日付として表示するには、セルを選択し、[ホーム] タブの [数値] で [表示形式] の横の矢印をクリックし、[短い日付形式] または [長い日付形式] をクリックします。
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