Dryobalanops aromaticaとは? わかりやすく解説

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カプール


一般的によく知られているのは、上述の7種で、スマトラマラヤボルネオ、などに分布していますが、フィリピン分布がないのが特徴です。ボルネオカンファーウッドという奇妙な名前がついていますが、これは木材に、樟脳様の強い芳香があるためです。かって、フタバガキ科を、龍脳香料呼んだこともありました。この類の木材から得られた高い芳香をもった樹脂龍脳香と呼んで漢方薬用いてます。このため上述科名考えられのでしょういずれにしても木材新しいときの芳香強烈で、気持ち悪くなることもありますこれだけで、この類の木材は他からはっきりと区別出来ます

木材
心材は淡赤褐色ないし濃赤褐色で、辺材はやや桃色帯びた淡黄褐色で、しばしば黄色部分ありますメランチ類と同じよう同心円状配列する軸方向細胞間道樹脂道)がありますが、横断面でみると、その部分濃色の“やに”が滲み出ていることがあります放射組織中にシリカ小さい塊を含んでます。たがって製材加工の際、硬い金属の刃物使った上で、刃の交換早くする必要があります水分のある処で、接触していると濃色汚染が出ることがあります保存性はとくに高いとはいえません。気乾比重は、0.74~0.18(D.aromatica)、0.56~0.83 (D.lanceolata)などで、重硬な木材いえます。そのため、クルイン同じよう用途用いられています。

用途
建築床板車両構造物家具合板など広い用途使われています。


竜脳樹

読み方:リュウノウジュ(ryuunouju)

フタバガキ科常緑高木薬用植物

学名 Dryobalanops aromatica



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