DVB-SH(英語版)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 22:13 UTC 版)
「デジタルビデオブロードキャスティング」の記事における「DVB-SH(英語版)」の解説
※この「DVB-SH(英語版)」の解説は、「デジタルビデオブロードキャスティング」の解説の一部です。
「DVB-SH(英語版)」を含む「デジタルビデオブロードキャスティング」の記事については、「デジタルビデオブロードキャスティング」の概要を参照ください。
DVB-SH
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:46 UTC 版)
DVB-SH(移動体向けの衛星放送サービス)は、DVB-HとETSI SDR(衛星デジタルラジオの規格)を混合した規格である。類似のアーキテクチャは既に衛星DMB、XM Satellite Radio、Sirrus Satellite Radio、モバHO!などがあるが、DVB-SHはより強力である。想定されているシステムでは強力な静止衛星で屋外と一部の屋内をカバーし、地上のリピーター・ネットワークによって都市部の屋内もカバーする。 タレス・アレーニア・スペースは、2007年中のDVB-SH用衛星の打ち上げを予定している。ユーテルサットとSESアストラはヨーロッパ全土をカバーするS band(2-4GHz帯)の衛星を2009年に打ち上げる予定である。DVB-SHの衛星放送サービスは2009年に運用開始される予定だが、地上ネットワークを使ったDVB-SHサービスはそれ以前に開始される見込みである。半導体チップメーカーのDiBcomはS bandのDVB-H対応のチップセットを設計中であり、SAGEMはUHFとS bandの両方に対応したDVB-H対応携帯電話を開発中である。これは、DVBの公式なプロジェクトである。DVB Technical Moduleは2006年6月、Study Mission on SSP(移動体向け衛星放送サービス)を立ち上げ標準規格の開発を開始した。その成果として2007年2月に標準規格が提出された。 フランスの産業技術革新庁は、アルカテル・ルーセントが主導するTVMSL(DVB-SH 規格開発を推進しているプロジェクト)を通して資金援助を行っている。TVMSLには他にSAGEM、アレーニア・アエロナウティカ、RFS、フィリップス、DiBcom、TeamCast、UDcast、CNRS、INRIA、フランス原子力庁などが参加している。
※この「DVB-SH」の解説は、「DVB-H」の解説の一部です。
「DVB-SH」を含む「DVB-H」の記事については、「DVB-H」の概要を参照ください。
- DVB-SHのページへのリンク