Control.CreateParams プロパティ
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)

コントロールを識別するハンドルを作成するときに必要な作成パラメータを格納している CreateParams。

CreateParams プロパティは派生コントロールのプロパティを調整するために使用し、オーバーライドしないでください。CreateParams.Caption、CreateParams.Width、および CreateParams.Height などのプロパティは、Control.Text、Control.Width、Control.Height など、コントロールの対応するプロパティによって設定されます。CreateParams は、標準の Windows コントロール クラスをラップしているときだけ、または Windows フォーム名前空間によって提供されていないスタイルを設定するためにだけ拡張します。コントロール パラメータの作成方法の詳細については、MSDN ライブラリ (http://msdn.microsoft.com/library/ja) にある Windows プラットフォーム SDK のリファレンスで、CreateWindow 関数と CreateWindowEx 関数および CREATESTRUCT 構造体のドキュメントを参照してください。
継承時の注意 派生クラスで CreateParams プロパティをオーバーライドする場合は、基本クラスの CreateParams プロパティを使用して、基本の実装を拡張します。それ以外の場合は、すべての実装を提供する必要があります。
Button 派生クラスの CreateParams プロパティを拡張するコード例を次に示します。CreateParams.Style プロパティが変更されると、ボタンは Image ではなく Icon を表示します。この例では、Button クラスから継承したクラスが存在している必要があります。


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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