Constantinus

世界宗教用語大事典

コンスタンティヌス 【Constantinus】

〔一世〕ローマ皇帝で「大帝」と呼ばれる。コンスタンティウス一世の子。父死後、軍に推され、帝位野望者を倒したが、その時、空中に十字架を見たと伝える。三一三年東の正帝リキニュウスと「ミラノ勅命」を出しキリスト教を公認した。二四年リキニュウスを破って独裁君主となり、ローマ帝国の再建を図る。ニカイア宗教会議を開き教義論争の調停もした。異教的伝統の強いローマから都をビザンチウムに移してコンスタンティノポリ（コンスタンチノープル）と改名。キリスト教を保護し、国家統一の基礎に同教をおいた。臨終の床で洗礼を受けている。世俗的支配権も教皇に寄進するとする寄進状があるが偽書。（二七四頃三三七）→ 日曜日

外国人名読み方字典

Constantinus

名前 コンスタンティヌス； コンスタンチヌス； コンスタンチノス； コーンスタンティーヌス； コンスタンティーヌス； コンスタンティーノス； コンスタンティノス

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コンスタンティヌス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/08/30 04:20 UTC 版)

コンスタンティヌス（Constantinus）は、ラテン語の男性名、不変等の意味を有するconstantに関連する名前｡ギリシャ語ではコンスタンティノス、英語・ドイツ語・ロシア語などではコンスタンティンにあたる｡