染色体
染色体は、DNAとタンパク質が集まった棒状の構造体で、アルカリ性塩基の色素によく染まることから「染色体」と名付けられた。生物の体内で一定の周期で起こる細胞分裂の際に染色体が観察でき、そのとき以外は染色質(染色糸)とよばれる形がよくわからない構造をしている。
染色体の数や形は生物の種類によって決まっている。たとえば人間では人種にかかわらず46本で、チンパンジーは48本、犬は78本、アメリカザリガニは200本である。このように生物が下等であるか高等であるかは染色体の数とは関係ないようである。また、染色体異常(数的なもの、構造上など)があると先天性の疾患となる。
また、動物や雄雌異株の植物には常染色体の他に性別を決定している性染色体が存在する。
生物の体をつくりあげている細胞の核の内部にあり、遺伝情報の保存と発現を支配している。
染色体は、DNAとタンパク質が集まった棒状の構造体で、アルカリ性塩基の色素によく染まることから「染色体」と名付けられた。生物の体内で一定の周期で起こる細胞分裂の際に染色体が観察でき、そのとき以外は染色質(染色糸)とよばれる形がよくわからない構造をしている。 染色体の数や形は生物の種類によって決まっている。たとえば人間では人種にかかわらず46本で、チンパンジーは48本、犬は78本、アメリカザリガニは200本である。このように生物が下等であるか高等であるかは染色体の数とは関係ないようである。また、染色体異常(数的なもの、構造上など)があると先天性の疾患となる。 また、動物や雄雌異株の植物には常染色体の他に性別を決定している性染色体が存在する。 |
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