バイオマスエタノール
英語:Biomass Ethanol、Bioethanol
バイオマス(生物資源)から得られるバイオマス燃料のうち、特にエタノールとして生成される燃料のこと。
バイオマスエタノールは燃焼によって二酸化炭素と水に分離される。ガソリンなどの液体化石燃料をバイオマスエタノールで代替できれば、二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーの実現が可能になるとされており、バイオマス燃料の中でも特に研究が進んでいる。
バイオマスエタノールの原料としてはサトウキビやトウモロコシ、イモ類などが主に利用されている。これらを発酵・蒸留させることでエタノールを生成させる。炭水化物を含む資源であればバイオマスエタノールの精製は可能であり、廃材木や残飯などからも精製できる。
バイオマスエタノールを含むバイオ燃料は、太陽光発電などと共に次世代エネルギーとして研究・開発が進められている。
関連サイト:
バイオマスエタノールの製造等(PDFファイル) - 沖縄県
独立行政法人産業技術総合研究所 バイオマス研究センター
バイオエタノール【bioethanol】
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