BindingSource.AddNew メソッド
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)

Dim instance As BindingSource Dim returnValue As Object returnValue = instance.AddNew
作成され、リストに追加された Object。


AddNew メソッドは、List プロパティで表される基底のリストに新しい項目を追加します。このメソッドにより、次に一連の操作が実行されます。
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AddingNew イベントが自動的に発生します。このイベントをプログラム上で処理することにより、新しい項目を作成できます。これは、イベント ハンドラで System.ComponentModel.AddingNewEventArgs パラメータの NewObject プロパティを新しい項目に設定することによって実行できます。AddingNew イベントで作成された新しいオブジェクトは、リストに格納されている型と同じ型であることが必要です。型が異なる場合、例外が発生します。
AddingNew イベントが処理されず、基底のリストが IBindingList である場合、この要求はリストの IBindingList.AddNew メソッドに渡されます。基底のリストが IBindingList でない場合、パブリックな既定のコンストラクタによって項目が自動的に作成されます。いずれの場合も、新しい項目はリストの最後に追加されます。
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データ ソースが IEditableObject インターフェイスを実装していない場合、新しい項目は直ちに内部リストに追加されます。このインターフェイスが実装されている場合は、System.ComponentModel.ICancelAddNew.EndNew が明示的に呼び出されるか、新しいリスト操作が初期化されるまで、新しい項目はコミットされません。新しい項目がコミットされるまでに CancelEdit を呼び出すと、新しい項目をロール バックできます。この場合、新しい項目は破棄されます。

BindingSource コンポーネントを使用して、リストを DataGridView コントロールにバインドするコード例を次に示します。新しい項目は、AddingNew のイベント ハンドラによってリストに追加されます。次のコード例は、「方法 : Windows フォーム BindingSource を使用した項目の追加をカスタマイズする」で示されている例の一部です。
' This event handler provides custom item-creation behavior. Private Sub customersBindingSource_AddingNew( _ ByVal sender As Object, _ ByVal e As AddingNewEventArgs) _ Handles customersBindingSource.AddingNew e.NewObject = DemoCustomer.CreateNewCustomer() End Sub

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開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


BindingSource クラス
BindingSource メンバ
System.Windows.Forms 名前空間
AddNew
System.ComponentModel.AddingNewEventArgs
AddingNew
AllowNew
IBindingList
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