Avidinとは? わかりやすく解説

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アビジン

英訳・(英)同義/類義語:avidin

卵白含まれる塩基性タンパクで、ビオチン特異的に強く結合することを利用し、間接染色法や間接抗体法に広く使われる

アビジン

(Avidin から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/01 10:21 UTC 版)

アビジン (Avidin) は、鳥類爬虫類両生類卵管で産生される四量体型英語版ビオチン結合性タンパク質である。これらの動物の白身に蓄積される。一部のバクテリアでは二量体型英語版のアビジンファミリーも存在する[1]。鶏卵の白身では、アビジンは全タンパク質の約0.05%を占める(卵1個当たり約180 μg)[2]。アビジンは4個の同じサブユニットを含み(ホモ四量体)、それぞれのサブユニットがビオチン(ビタミンB7、ビタミンH)を高い親和性と特異性で結合できる。アビジンとビオチンの解離定数Kdはおよそ10−15 Mと測定されており、既知の非共有結合性結合の中で最も強いものの一つである[3]




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