arraignment
「arraignment」の意味・「arraignment」とは
「arraignment」とは、法律用語であり、被告人が裁判所に出廷し、起訴状の内容を確認し、有罪か無罪かを答える手続きを指す。この手続きは、裁判が始まる前の初期段階で行われる。具体的には、被告人に対して、起訴状の内容が読み上げられ、その内容に対して有罪か無罪かを問われる。この時点で被告人は弁護人を通じて、または自己代表で答えることが求められる。「arraignment」の発音・読み方
「arraignment」の発音は、IPA表記では /əˈreɪnmənt/ となる。IPAのカタカナ読みでは「アレインメント」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「アレイメント」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「arraignment」の定義を英語で解説
「arraignment」は、英語で"The act of arraigning someone in court, a formal reading of a criminal charging document in the presence of the defendant to inform the defendant of the charges against him or her."と定義される。これは、被告人が裁判所に出廷し、犯罪に関する正式な起訴状が読み上げられ、被告人に対する告発内容を通知する行為を指す。「arraignment」の類語
「arraignment」の類語としては、「indictment」(起訴)や「prosecution」(起訴、訴追)などがある。ただし、これらの単語は「arraignment」の意味と完全に一致するわけではなく、それぞれ異なる法律用語であることに注意が必要である。「arraignment」に関連する用語・表現
「arraignment」に関連する用語や表現としては、「plea」(答弁)、「bail」(保釈)、「trial」(裁判)などがある。これらは全て裁判手続きにおける重要なステップであり、「arraignment」の後に続く可能性がある。「arraignment」の例文
1. He was silent during the arraignment.(彼は起訴の際に沈黙していた。)2. The arraignment is scheduled for next week.(起訴は来週予定されている。)
3. At the arraignment, the judge read the charges.(起訴の際、裁判官は告発内容を読み上げた。)
4. The defendant pleaded not guilty at the arraignment.(被告人は起訴の際に無罪を主張した。)
5. The arraignment took place in the district court.(起訴は地方裁判所で行われた。)
6. The lawyer was present at the arraignment.(弁護士は起訴の際に出席していた。)
7. The arraignment process was explained to the defendant.(被告人に起訴の手続きが説明された。)
8. The arraignment was postponed due to the absence of the defendant.(被告人の不在により、起訴は延期された。)
9. The arraignment marked the beginning of the trial.(起訴は裁判の開始を示した。)
10. The prosecutor presented the charges at the arraignment.(検察官は起訴の際に告発内容を提示した。)
公訴事実
(Arraignment から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 14:36 UTC 版)
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公訴事実(こうそじじつ)とは、一度の訴訟において、起訴状に訴因として明示して記載しなければならない犯罪事実のことである。
概説
刑事訴訟法256条3項によると、起訴状には、できる限り日時や場所、方法など、罪となる事実を特定して記載しなければならない。それは、被告人が十分に準備して訴追に臨み、自らを防御しなければならないからである。そのために、訴追対象を明確にする必要があるのである。
注意しなければならないのは、公訴事実とは、裁判所が認めた確定的犯罪事実ではないということである。起訴状には被告人が犯したと思われる犯罪の内容が記されているだけであって、その立証責任は検察官の側に存在する。
参考文献
- 田宮裕編『ホーンブック刑事訴訟法(改訂新版)』北樹出版(2004年) ISBN 9784893843760
関連項目
- Arraignmentのページへのリンク