Apache FOP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/16 09:34 UTC 版)
開発元 | Apache XML Graphics プロジェクト |
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最新版 |
2.10
/ 2024年10月9日[1] |
リポジトリ | |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
種別 | XSL Formatting Objects (XSL-FO) |
ライセンス | Apacheライセンス Version 2.0 |
公式サイト | http://xmlgraphics.apache.org/fop |
Apache FOP(アパッチ・エフオーピー)は、組版のためのXMLに準拠したマークアップ言語であるXSL-FOの処理系の実装であり、Apache XML Graphics プロジェクトにより開発されている。 なお "FOP" は Formatting Objects Processor の頭字語である。 Apacheライセンスによるオープンソースのソフトウェアである。 FOPは、プログラミング言語Javaで実装されている。 FOPを使うことで、XSL-FOに準拠したXML文書をPDFファイルなどのファイル形式に変換したり、コンピュータの画面やプリンタに直接出力することができる。
バージョン 0.94 のソースコードは、以前の安定版バージョンである 0.20.5 から大幅なソースコードの書き直しが行われている。
Apache FOP の配布物には、XSLTの処理系である Apache Xalan が同梱されている。
FOPで扱うことができるXSL-FO埋め込み画像形式
Apache FOP は、多くの形式の画像ファイルをXSL-FO文書に ( <fo:external-graphic> 要素を使うことにより) 埋め込んで扱うことができる。
Apache FOP が扱うことができる埋め込み画像の形式には次のようなものがある。
FOPで可能な出力形式
Apache FOP は次の形式でXSL-FO文書を出力することができる。
- PDF (FOPでは最も良好な出力が得られる)
- プリンタへの直接出力
- コンピュータの画面への直接出力 (Java2D/AWT)
- PostScript
- PCL (Printer Command Language)
- AFP (Advanced Function Presentation)
- RTF
- テキストファイル
- XML (Area Tree XML)
- TIFF
- PNG
- MIF (Maker Interchange Format)
- SVG
脚注
- ^ “Apache(tm) FOP News”. 2025年3月16日閲覧。
関連項目
- XSL Formatting Objects (XSL-FO)
- Extensible Stylesheet Language (XSL:拡張可能なスタイルシート言語)
- XSL Formatter - アンテナハウスが開発・販売している商用のXSL-FO処理系
外部リンク
- Apache FOP プロジェクト
- XMLツールのコレクション (ドイツ語)
Apache FOP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/07 07:24 UTC 版)
「Apache XML Graphics」の記事における「Apache FOP」の解説
XSL-FOの組版を行う処理系。Javaで実装されている。XSL-FO のXML文書を、コンピュータの画面に表示したり、PDFなどの形式に変換したり、プリンタに直接印刷したりすることができる。
※この「Apache FOP」の解説は、「Apache XML Graphics」の解説の一部です。
「Apache FOP」を含む「Apache XML Graphics」の記事については、「Apache XML Graphics」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
オープンソース |
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