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AmeriTRAM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 16:02 UTC 版)

ameriTRAM(アメリトラム)は、日本の鉄道車両メーカーである近畿車輛が開発した路面電車車両の名称。アメリカ合衆国向けに設計された超低床電車で、架線が設置されていない区間でも充電池に貯めた電気で走行可能な部分架線レスシステム「e-Brid」を搭載する。2010年の量産先行車製造当初はLFX-300と呼ばれていた[1][2][3][4][8][9][10]


注釈

  1. ^ 都心と郊外を結ぶライトレール(Light Rail)に対し、併用軌道を主体とし都心を走る従来の路面電車は"ストリートカー"(Streetcar)と呼ばれている[11]

出典

  1. ^ a b c 米谷弘 2011, p. 42.
  2. ^ a b c d e f g 米谷弘 2011, p. 43.
  3. ^ a b c d e 米谷弘 2011, p. 44.
  4. ^ a b c 架線があってもなくても走行可能な、リチウムイオン蓄電池駆動100%低床LRV営業先行車が完成”. 近畿車輛 (2010年7月21日). 2019年12月24日閲覧。
  5. ^ a b William C. Vantuono (2011年4月1日). “Suppliers eye market for ‘hybrid’ streetcars”. Railway Age. 2019年12月24日閲覧。
  6. ^ a b ameriTRAMTM Specifications”. Kinki Sharyo. 2019年12月24日閲覧。
  7. ^ フリーランス・プロダクツ 2016, p. 52.
  8. ^ a b c LFX-300 Ameritram hybrid streetcar unveiled in Charlotte”. Railway Gazette (2011年1月21日). 2019年12月24日閲覧。
  9. ^ a b 鉄道用リチウムイオン電池「LIM30H-8A」を活用したシステム ~近畿車輛株式会社殿開発の米国向け次世代型LRV営業先行車「LFX-300」に搭載決定~”. ジーエス・ユアサコーポレーション (2010年8月18日). 2019年12月24日閲覧。
  10. ^ Karol Wach (2011年1月24日). “LFX-300 – hybrydowy tramwaj w Charlotte” (ポーランド語). InfoTram. 2019年12月24日閲覧。
  11. ^ 宇都宮浄人; 服部重敬 (2010-12-16). LRT-次世代型路面電車とまちづくり-. 交通ブックス. 成山堂書店. pp. 148. ISBN 978-4425761814 
  12. ^ a b c d フリーランス・プロダクツ 2016, p. 41.
  13. ^ a b c 宮坂正太郎 (2011年11月11日). “次世代路面電車は「架線レス」 電池車両が商用段階に”. 日本経済新聞. 2019年12月24日閲覧。
  14. ^ a b Liberty Streetcars”. Brookville Equipment Corporation. 2019年12月24日閲覧。
  15. ^ フリーランス・プロダクツ 2016, p. 37.
  16. ^ 近畿車輛殿開発の「Smart BEST」に当社製リチウムイオン電池が採用”. ジーエス・ユアサコーポレーション (2012年12月20日). 2019年12月24日閲覧。
  17. ^ フリーランス・プロダクツ 2016, p. 40.
  18. ^ 小笠正道バッテリー搭載型電車の展開」『GS Yuasa Technical Report』第8巻第1号、ジーエス・ユアサコーポレーション、2011年6月、2-15頁、2019年12月24日閲覧 
  19. ^ Seattle accelerates its light rail plans”. Tramways & Urban Transit (2016年8月22日). 2019年10月18日閲覧。


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