ASTERIAとは? わかりやすく解説

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ASTERIA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 07:59 UTC 版)

ASTERIA Warp(アステリアワープ)
開発元 アステリア株式会社
最新版
ASTERIA Warp 2306 (2023年6月現在)
種別 EAI/ESB
公式サイト www.asteria.com
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ASTERIA Warp(アステリアワープ)はアステリア 株式会社が開発し販売している、データ連携(EAIESB)用の、「ノーコード」と称するグラフィカルなプログラミングなどを特徴とするソフトウェアパッケージ。国内の大企業、中堅企業を中心に1万社以上(2023年8月1日現在)以上で採用されている。

特徴

  • グラフィカルなプログラミングにより[1]、既存の、あるいは新規に設計したデータベース、ファイルシステム、各種業務システム、各種クラウドサービスを簡単に接続、連携することができる。また、豊富な接続アダプターも提供している。
  • 業務自動化(RPA)、データ連携基盤(EAI)、クラウド連携、データ統合基盤(ETL)、高速開発/内製化、マスターデータ管理(MDM)など、幅広い利用用途が可能。
  • 国産:日本国内で開発・販売されている。

沿革

・2000年10月 「Asteria for RosettaNet」を発表(2001年1月発売)。

・2002年6月 「ノーコード」をコンセプトとした汎用データ連携パッケージソフト「ASTERIA R2」を出荷開始。

・2003年10月 「ノーコード」のコンセプト進化させた汎用データ連携パッケージソフト「ASTERIA 3」を出荷開始。

・2006年10月 Microsoft Biztalkを抜いて国内EAIシェアNo.1となる。

・2007年1月 ASTERIAシリーズ第4世代にあたる「ASTERIA ARMS」「ASTERIA WARP」「ASTERIA WARP Lite」を出荷開始。

・2007年11月 セキュアなファイル転送サービス「ASTERIA DataCaster」を出荷開始。

・2008年1月 クラウド型データ連携サービス「ASTERIA On Demand」を提供開始。

・2008年3月 マスターデータ管理ミドルウェア「ASTERIA MDM One」を発売。

・2015年5月 「ASTERIA Warp」の導入企業数が5,000社を突破。

・2016年8月 「ASTERIA Warp」EAI/ESB製品の国内市場シェアで10年連続第1位に(※)

※:テクノ・システム・リサーチ「2016年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB 市場編」より

・2016年10月ASTERIA Warpのサブスクリプション版「ASTERIA Warp Core」を提供開始。

・2022年6月「ASTERIA Warp」が発売から20周年。日本記念日協会が6月25日は「ノーコード開発の日」と登録認定。

・2023年8月 「ASTERIA Warp」の導入企業数が10,000社を突破。

・2023年10月 「Handbook/Handbook X」がMCM市場の3つのカテゴリでNo.1を獲得。

「ASTERIA Warp」EAI/ESB製品の国内市場シェア(出荷数量ベース)で17年連続第1位に(※)

※:テクノ・システム・リサーチ「2023年 ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB市場編」による

接続アダプター

ASTERIA Warpは豊富な接続先を提供しており簡単・柔軟な連携が手軽に始められる。 また「アダプター開発プログラム」により様々なデータベースやクラウドサービスとの連携アダプターを次々に開発している。

名前の由来

ASTERIA(アステリア)はギリシャ語の(Ἀστερία)「星座」の意味であり、「システム一つ一つを星に見立てて、それらを繋ぐことで新しい形、新しい価値を創りだすことを願ってつけた」という。

文献

脚注

  1. ^ 広告などでは大きな見出しには「ノン・プログラミング」「プログラムを組まずに画面上の操作のみで」と書かれているが、テキストファイルによるソースコードを記述するというスタイルではない、という意味である。本文の小さな文字では「グラフィカル・プログラミング」とあるように、ビジュアルプログラミングの一種である。

外部リンク


aSTERIA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/21 04:27 UTC 版)

ASTERIA (アステリア)
企業データ連携パッケージ
開発元 インフォテリア株式会社
最新版 WARP 4.4 (2009)
対応OS Windows, Solaris, AIX, Linux,
種別 EAI/ESB
公式サイト www.infoteria.com
  

ASTERIA(アステリア)はインフォテリア株式会社が開発し販売している国産データ連携(EAIまたはESB)用ソフトウェアパッケージ。国内の大企業、中堅企業を中心に1,300社以上で採用されている。

目次

特徴

  • ノン・コーディング:コーディングを一切行うことなく、データフローチャートを設計することで、それがそのまま稼働する。インフォテリアでは、この概念を「Graphical Language」と呼んでいる。
  • 低価格:外資系の同様のソフトウェア(Software AGのwebMethods、Sun MicrosystemsのJava CAPS、SAPのNetweaver XIなど)に比べると定価が480万円と1/10程度である。
  • 国産:日本国内で開発されている。

名前の由来

asteria(アステリア)はギリシャ語の(Ἀστερία)「星座」の意味であり、「システム一つ一つを星に見立てて、それらを繋ぐことで新しい形、新しい価値を創りだすことを願ってつけた」という。

販売実績

インフォテリア株式会社の発表によると、2010年3月末現在の導入企業数は1,300社超。主な導入企業は、同社のホームページや配布資料によると以下の通り。(50音順)

沿革

  • 2001年2月 国内初のRosettaNet対応パッケージソフト「Asteria for RosettaNet」を出荷開始。
  • 2001年7月 国内初のAriba対応BtoBルーター「Asteria.Planet for Ariba」を出荷開始。
  • 2002年1月 SAP R/3対応パッケージソフト「Asteria for SAP」を出荷開始。
  • 2002年6月 「ノン・コーディング」をコンセプトとした汎用データ連携パッケージソフト「ASTERIA R2」を出荷開始。
  • 2003年10月 「ノン・コーディング」のコンセプト進化させた汎用データ連携パッケージソフト「ASTERIA 3」を出荷開始。
  • 2006年10月 Microsoft Biztalkを抜いて国内EAIシェアNo.1となる。
  • 2007年1月 ASTERIAシリーズ第4世代にあたる「ASTERIA ARMS」「ASTERIA WARP」「ASTERIA WARP Lite」を出荷開始。
  • 2007年11月 セキュアなファイル転送サービス「ASTERIA DataCaster」を出荷開始。
  • 2008年1月 SaaS版のASTERIAとして「ASTERIA On Demand」を提供開始。
  • 2008年2月 マスターデータ管理に特化した製品「ASTERIA MDM One」を出荷開始。
  • 2008年9月 採用企業が500社を突破。
  • 2010年3月 採用企業が1,300社を突破。

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