48000番台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 02:42 UTC 版)
「JR貨物UM27A形コンテナ」の記事における「48000番台」の解説
48001(1個) 水島臨海通運が所有し、JFEスチールが使用している。2015年度に、試作品として一個のみの登録で初登場した。 (総重量24t/自重5.9t) ※ 荷役はトップリフターが原則だが、発送元の水島臨海鉄道倉敷貨物ターミナル駅にはトップリフターが未配備のために、特例として倉敷貨物ターミナル駅のみ大型フォークリフトの使用が認められ、コンテナのフォークポケット周りにもその旨が表記されている。 海上コンテナの無蓋コンテナをベースとした試作品のために、片側の妻面底部には40ft級シャーシーに積載した時に必須となる、牽引トラクターとの連結部分の盛り上がりを収納する為の、鉄の塊で出来た畳状の 「グースネックトンネル」 がある。このホールの存在を明確にする為に、ホール妻面側には 【 前 】 および、反対側妻面側には 【 後 】 の表記がそれぞれある。 両側面に描かれているイルカのデザイン上に、コンテナ中央部二箇所のフォーク挿しマークの赤色 ▼ 印が被っている。 UM27A-48001 海上コンテナ同様に 【 後 】 には、「グースネックトンネル」がない。 UM27A-48001 イルカのデザイン上に二箇所のフォーク挿しマークの赤色 ▼ 印が被っている。 48002 - 48009(8個) 水島臨海通運が所有し、JFEスチールが使用している。 (総重量24t/自重6.1t) ※ 荷役はトップリフターが原則だが、発送元の水島臨海鉄道倉敷貨物ターミナル駅にはトップリフターが未配備のために、特例として倉敷貨物ターミナル駅のみ大型フォークリフトの使用が認められ、コンテナのフォークポケット周りにもその旨が表記されている。 試作品の48001番では片側の妻面底部のみの設置であった 「グースネックトンネル」 を両妻側に設置し、シャーシーへの積載時に前後の方向指定を解消した。この影響で鉄の塊で出来た畳状の 「グースネックトンネル」 が倍増したために、自重も多少増えた。 また両側面イルカのデザイン上に被っていたフォーク挿しマークの赤色 ▼ 印が、デザイン以外の部位へ変更されている。 UM27A-48009を搭載した、コキ107-1612。 UM27A-48009 元 【 後 】 側。前後の区別無くシャーシーへ積載できる。 UM27A-48009 元 【 前 】 側。前後の区別無くシャーシーへ積載できる。 UM27A-48009 赤色 ▼ 印の被りは解消されたが、逆にマークが見えづらくなった。 UM27A-48004 床面には荷崩れ止め柱の穴が多数あいている。
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