3Dでのマッチムーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/17 00:19 UTC 版)
「マッチムーブ」の記事における「3Dでのマッチムーブ」の解説
基本的には2Dでの処理と同じだが、3次元の動作に対応する為により高度な処理が必要になる。各フレームの中で動いているポイントを記録し、解析が終わった後直線でつながれ、カメラの動きとして取り込まれる。 そのようなカメラの動きを記録し、アニメーション出力機能のある3DCGソフト(Mayaや3ds Maxなど)から読み込んで、レンダリングをし、合成する。 また、ブルーバックで撮影する場合、移動情報が極端に少なくなる場合も多く、正確に読み取れない場合がある。そのような場合のためにあらかじめブルースクリーン上に点が付いており、ソフトが解析しやすいよう工夫がなされている。 実写映像からカメラの動作を検出することをカメラトラッキングといい、実写内の移動オブジェクトの動作を検出することをオブジェクトトラッキングという。代表的なマッチムーブソフトウェアとして英国2d3社の boujou が挙げられるが、廉価版でも60万円と、まだまだ個人が手を出すには厳しい値段である。5万以下の比較的安価なマッチムーブソフトとしては、SynthEyes、VooCAT等がある。またフリーウェアではvoodoo camera tracker(maya、3dsMAX、Blender等に出力可能)がある。
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