3局以下地区の現状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 09:18 UTC 版)
「民放テレビ全国四波化」の記事における「3局以下地区の現状」の解説
現在民放テレビ3局以下となっている地区は、13地区14県である(3局地区:青森・秋田・富山・山陰2県(鳥取・島根)・山口・高知・大分・沖縄の8地区9県。2局地区:山梨・福井・宮崎の3県。1局地区:徳島・佐賀の2県)。 なお、3局以下地区のうち大分・宮崎の2県は、各県に所在する民放テレビ局のうち1局をクロスネット(2つ以上の系列に同時加盟)とすることにより、民放テレビ4大系列が視聴可能な状態を擬似的に作り出しており、福井は1局をクロスネットとすることで3系列が視聴可能な状態を擬似的に作り出しているが、それ以外の10地区11県にクロスネットの民放テレビ局は存在せず、該当県に無い系列の番組を番販扱いで系列外ネットする程度となっている。 また、後述でも詳しく説明するが、青森県・秋田県・山梨県・富山県・福井県・山陰地方・山口県・高知県・大分県ではケーブルテレビで、系列局がないネットワークの近隣府県の放送局の区域外再放送、また山梨県の大多数と徳島県・佐賀県では近隣府県各局の直接受信を利用して、疑似的に4-5系列を形成できるようにしている地域があり、新聞の番組表においても、地元局とほぼ同等か、ハーフサイズでそれらの番組を掲載する事例も散見されている。但し、山梨・徳島・大分では、アナログ放送時代は再放送を行っていた県域局と同じ系列の近隣他県局の再放送をデジタル一本化後は行っていないケーブルテレビ局もある。 なお、JNN系列局(いわゆるTBS系列)は、排他協定の規則によりクロスネットは禁止となっており、加盟28局は全てシングルネットである。
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