2020年 コロナ禍による長期停滞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 13:50 UTC 版)
「ラグビー日本代表」の記事における「2020年 コロナ禍による長期停滞」の解説
新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、6~7月のウェールズ戦とイングランド戦、11月のスコットランド戦とアイルランド戦が、次々と中止になった。秋に招待されていた欧州のオータム・ネーションズカップは、コロナ禍で南北半球のラグビー交流が不可能であることを受けて計画された一度限りの国際大会だったが、感染リスクと準備期間の不足を理由に辞退した。2020年はテストマッチがまったく行えず、日本のワールドラグビーランキングはアルゼンチンとスコットランドに次々と抜かれ、ポイント数が変わらぬまま8位から10位に落ちた。 ジェイミー・ジョセフHCは、候補選手を50人ほどリストアップし、個別の調整メニューを配布して秋の試合に備えていた。リーチマイケルはこの期間中に関節の手術を済ませた。日本ラグビー協会は南半球での試合開催も模索したが、世界中で新型コロナウイルス感染者が増えるなか、政府筋から海外遠征を諦めるよう警告を受けたという。 12月14日、ラグビーワールドカップ2023において、日本はイングランド、アルゼンチン、オセアニア地区1位、アメリカ地区2位と共にプールDに組み分け抽選された。2021年7月、オセアニア地区1位にはサモアが決まった。アメリカ地区2位については、2022年7月にアメリカ合衆国とチリとの間で行われる2試合の結果で、出場国がどちらかに決まる。 詳細は「:en:2023 Rugby World Cup – Americas qualification#Round 5: Americas 2 qualifier」を参照
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